ちいたんの赤ちゃんに会えるまでの道

現在38歳。34歳で7歳年下の旦那様と結婚!両卵管閉塞から治療にて片側卵管開通、そして自然妊娠、妊娠15週にて人工死産、その9ヶ月後自然妊娠するも8週目に流産、今後どーしたらいいのか迷走中

入院することが決まりました。

暗い内容の文章なので、これから妊娠、出産を控えている方は不安になってしまうと思いますので読まないでスルーして下さい。

 

ただ、私にはとても楽しみにしていた赤ちゃんです。宿ってくれたことを忘れたくないし、どこかで吐露しないと、こころが崩壊しそうなので綴らせてもらいます。

 

本文

つわりが13w3dぐらいに落ち着き始めたのも束の間、、、妊婦健診で胎児に重大な異常が認められました。

 

やたら、長いエコー検査だなぁぐらいにしかこの時は思っていませんでした。転院したばかりだったので慎重な先生に当たったんだなと良い事だなと考えていました。腹部の上からと経膣からと入念に行われて、更には隣のベテラン先生まで呼びつけ二人掛かりで検査されました。

 

診察の結果、赤ちゃんは無脳症という障害を持っているそうです。 なになに、、、それ?どーいうこと?と私が考えている間もなく、医師は産まれてきたとしても元気じゃなくて長くは生きられないという説明をしてくれました。

先生も動揺している様な感じが見受けられたのでよっぽどの事なんだなと感じ取れました。

 

だから、残念だけど赤ちゃんを諦めるしかない、入院をいつにするかというお話でした。

 

あまりに突然の出来事に、淡々と話を聞き続けることしかできませんでした。 現実としてわが身に起きている事だとこの時はまだ理解できていませんでした。

 

さっきまでハッピーマタニティーライフがようやく始まるかなぁとワクワクした気持ちで診察を待っていたのに、、、奈落の底に突き落とされました。

 

看護士さんが、個室で私に今後の流れを説明してくれました。入院のこと、人工死産になること、赤ちゃんを普通の分娩の様に産むこと、痛みが伴う事、死産後に赤ちゃんと思い出を作る時間が少しあること、火葬をしてあげること、葬儀屋さんのこと、死産届けを提出すること、入院費用が70万円以上かかること、出産一時金が出ることなどなど、、、たくさんの、今まで想像もしなかったワードの数々に戸惑いながら必死に耳を傾けました。

 

とってもこころ優しい看護士さんでした。私よりも、とってもとっても辛そうな表情を浮かべ丁寧に時間をかけて説明をして下さりました。こんな悲しい説明をさせてしまって、お仕事とはいえ、申し訳ない気持ちになりました。

 

私は外では、辛くても平静を装う強がりタイプで、この時も人前では全く涙を見せませんでした。

 

続く